6月24日 午前:「宇宙の天気とオーロラを見てみよう」 名古屋大学宇宙地球環境研究所

                                  名誉教授・菊池 崇 講師

       午後:「阿武山地震観測所」 ボランティアガイドの皆さん


【宇宙の天気とオーロラを見てみよう】

オーロラを知らない人はいないと思うが、ごく一般的、表面的なことしか知らない。今日はそのオーロラについてせっかく学ぶからにはそういう人たちより半歩くらいは抜きんでたい。 講師は南極越冬隊にも参加された経歴を持つ。日本の南極越冬基地は誰でも知っている昭和基地。昭和基地で真っ先に思い出されるのは第一次越冬時、止むなく置き去りにされた15頭の犬たちのこと。

映画にもなったタロ、ジロはその中の2頭で兄弟の樺太犬だ。何と彼らは生きていた。2頭の生存が確認されたのは第三次越冬隊の時。ヘリコプターから2頭の犬が確認され、着陸すると隊員の姿を目ざして駆け寄ってきた。個体を調べ タロとジロだということが分かり声をかけると反応したという。何とも感動的な話だ。それにしてもあの極寒の地でよく生き抜いたものだ。 

さて、オーロラの話に戻ろう。

 

オーロラは太陽から放出される太陽風(プラズマ)が地球の大気に含まれる酸素や窒素にぶつかって発光する大気の発光現象。カーテンのような薄い膜状になるが、その理由は分かっていない。

オーロラ現象は太陽黒点や大規模太陽フレアが関わっている。太陽黒点のできるメカニズムは分かっていない。11年周期で増減を繰り返す。


【阿武山観測所】

観測所からのビューティフルな眺望。阿倍野ハルカスも見える。ボランティアになればいつでも見られますよ、と誘われた

一般の人に迷惑がかからないように貸し切りバスで高槻を出発。

  見ごろの紫陽花がお出迎え。

  登る、登る、まだまだ登る。暑い

     日陰でふ~っと一息


   観測所の入り口

   建屋に入る

当然エレベーターはない (+_+)

                        様々な計器類


【阿武山古墳】

                             鎌足公この下に眠れるか。合掌