6月10日 午前:「安満遺跡公園の整備構想」 大阪府立大学名誉教授 増田 昇講師

       午後:安満遺跡公園巡り あまんど倶楽部 濱田会長


【安満遺跡の整備構想】

昨今注目されている安満遺跡公園はJR線と阪急線に挟まれるような形で高槻市の中心部に接するように存在する。甲子園球場5つ分の広大な敷地だ。弥生時代の大規模な環濠集落が京大の農学研究所の付属農場建設の際に発見されたのは1928年(昭和3年)のことだそうだから古い話だ。

発掘を進めるうち、2500年前の弥生時代の大規模な環濠集落跡だということがわかり、中でも居住域、生産域(水田)、墓域の3つが揃って保存されていることは非常に珍しく貴重だという評価。京大が90年にわたりこの場所で研究活動を続けていたためあまり広くは知られていなかった。その後農場拡張の必要性から移転を考えていた京大は2016(平成28)年から学研都市の新農場へ移転した。

高槻市は農場跡地を遺跡活用と併せて防災機能をそなえた大規模公園として開発することを決め、2021年3月全面開園された。

本日はこの農場跡地活用事業に当初から携わっておられた大阪府立大学名誉教授 LAまちづくり研究所所長 増田 昇先生から安満遺跡公園造園コンセプトや特に留意された点について講義を受けました。

【安満遺跡公園巡り】

安満遺跡公園入口。照り返しが暑い。眩しい。

 2班の面々。水分補給をこまめに。

歴史年表で高槻の歴史を学ぶ

安満遺跡公園についてまずそもそも論から

 安満人倶楽部の講師から説明を受ける。


  日陰が恋しい季節になってきた。

白い砂利は水、右のグリーンは土居をイメージ。つまり環濠。

水田跡。この程度の規模だったのか。

どんぐりの木。いつ植えたっていったかな。聞き逃した。<m(__)m>


安満人(あまんど)倶楽部のボランティアガイドさんの説明を熱心に聞く。この日は暑かった。日傘が暑さを想わせる。

弥生時代の往時の住居はこのようなものか。

鳥居のイメージ?

透明な衝立に弥生時代の生活の様子をペイントしてある。それを通して向こう側を見るとあたかも・・・という感じ。ここはVRゴーグルはダメかな。管理とか無理か。